姉妹でもこんなに違う

こんにちは、こんばんは
前回は長女の紹介でしたが、今日は次女を紹介します

長女と全然違う

次女が生まれた時、長女は3歳でした
次女は早生まれで、その数か月後に長女は幼稚園に入るタイミング
しかし長女は「ママと妹の子育てをする」といって入園を拒否
三人で過ごす日々が続きます

しかし幸いなことに、次女は長女と正反対でよく寝る子でした
むしろ「いつ起きてるんだ?」と心配するレベル
たまにタイミングが悪くて、長女のトイレトレーニング中に
「ふぎゃ~」と泣くことはありましたけど……
トイレを済ませて「ごめんね~」と戻れば、その時は再び夢の中…
本当に手がかからない子でした

本領発揮は幼児になってから

ちょっとのことですぐ目が覚めてしまう長女と比べ、
一日中寝ていた次女は本当に楽でした
しかし、それは乳児期のみ……
発達グレー(ADHD)の次女は幼児期になって、その本領が発揮されます

自力で歩けるようになると全く目が離せなくなりました
段差のあるところ
ガラスがあるところ
火の気があるところ
水のあるところ
いわゆる「危険」と名がつくところへ自ら進んで突撃します
おかげで家中ベビーゲートだらけ
窓にはすべて飛散防止シートを貼りました
危険物は全て撤去し、ストーブにもベビー用の柵を設置しました

これで家の中は安全になったわけですが……
今度はいざ外出するとなると、母の神経は擦り切れる寸前!
電気屋では扉という扉(冷蔵庫・レンジ・トースターなど)を片っ端から開けまくり
スーパーでは肉や魚が入ったトレーをラップの上から指で押しまくり
お菓子売り場では陳列棚のプラスチックカバー(POPや値札を挟むヤツ)をはずし
ちょっと目を離したすきにすぐいなくなるし
とにかく買い物どころじゃありません

外出先で私のやることと言ったら、開いた扉やドアを片っ端から閉め
制止が間に合わず娘の指の後がついた肉魚は、そっと買い物かごに入れ
常に次女の動きに注意しているか、はたまた姿を探しているか……
こんな調子なのでワンオペで買い物なんて事実上不可能です
(逆に、長女は私から一切離れなかったので迷子にならない)

この頃から、次女の「育てにくさ」を気にしていましたね
普通、怒られれば一瞬でもシュンとするものですが、次女にはそれがない
むしろ、「次はやめてね」とお説教タイムが終わった直後に
「ママ、今日のおやつなに?」とニコニコ顔で聞いてくる
「え?今の話聞いてた?」と不安になったものです

発達障害を疑う

小さな不安や疑念がいくつもいくつも積み重なり
やがて発達障害を疑うようになるのですが
診断がつくまでにはかなり長い時間を要しました
次女が発達障害の診断を下されるまでの過程は
また別の機会でお話したいと思います

とにかく、目が離せない
こちらの言ったことはすぐ忘れる
指示を2つ3つまとめて出すとどれも出来ない
違うことに興味が移ると周りが全く見えない

などなど、とにかくイライラさせられましたね
しかも、幼稚園や学校では本人も気を張っているのか
すごく良く出来るんです
その分、家に帰るとスイッチが落ちてしまって何もできない
診断がつく前は、親を困らせるためにわざとやっているんじゃないか
と疑ったこともありました
それで親子関係がギクシャクしたことも多かったです

いろんな可能性を考える

次女が小学校三年生の時、発達障害を疑ってWISCⅣというテストを受けさせました
このテストを受けるにあたってもひと悶着ありましたけどね
それはさておき、結果は私が想像していたものとちょっと違いました
全体的に能力は「高い」もしくは「すごく高い」のですが
低いものは「平均的」という結果だったのです

つまり、発達の凸凹はあるものの、高い水準での凸凹だったというわけです
ただ、この時は年齢的にもまだ小さいこともあって
すぐに医療機関への受診を進められることはありませんでした
ですが、この結果を踏まえて一つ可能性が増えたことに気付きました

娘は出来るのにやらないのか もしくは
私が娘に対し、出来ないことをやらせようとしているのか

最初は前者しか考えていませんでした。
能力が高いわけですから年齢以上にいろんなことが出来る子でした
逆にこんな難しいことが出来るのに、なぜあんな簡単なことが出来ないんだろう
と思うことも多かったです
だからこそ、親の行き着く結論はひとつ。
「出来るのにやらないんだ」
そう考える始めると、あれもこれも腹が立つことばかりでした

しかし後者の考え方が増えたことで、やみくもに怒ることは無くなりました
もしかしたら娘が出来ないことを強要しているのだろうか
そう考える時間が私の中で生まれたのです

人は変えられない 自分は変えられる

娘と言えど、次女は私自身ではありません
別の人格を持った他人です
注意したり怒ったりしても、簡単に変えられません
しかし、自分自身は容易に変えられます
可能性を一つ増やしたことで私自身、娘への対応が変わりました
もちろん、それですべてうまくいったかと言えばそうではなく……
この後迎える反抗期によって事態は泥沼化しますwww
それでも、根っこには常に「もしかしたら」という別の可能性を考えていましたから
解決の糸口さえ引っぱり出してしまえば、事態の収拾はあっという間でした

大人はついつい自分の物差しだけで話してしまいがちですが
子どもには子どもなりの言い分があります
それがどんなに稚拙で理にかなっていなくても
子どもにとってそれがすべてで
それ以外の考えは思いつかないということはよくあることです
大人が広い視野で多方面から見ることで、事態は変わるかもしれない
子どもを変えるより、自分の目線を変える
それだけでフッと肩の荷がおりるものです

今子育てされているお父さんも、お母さんも
お子さんを変えるのではなく、自分の目線を少し変えてみてはいかがでしょう
私はそれに気付くまでに、ずいぶん回り道をしてしまいました
そのせいで娘に苦しい思いをたくさんさせてしまいましたし
私自身も苦しかったです

このブログを読みに来られたということは
当時の私と同じような悩みを持っていらっしゃるのかな、と思います
もしそうであるならば、私は声を大にして言いたい
ちょっとのきっかけで事態が大きく動くこともあります
まずは出来ることから試してみてはいかがでしょう?

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