こんにちは、こんばんは
現役公文式指導者&児童指導員
特性有り三姉妹を子育て中のオリーブです
いよいよ夏休みが始まりましたね💦
ADHDっ子の夏休みは時間の管理や学習スケジュールなどなど――
心配のタネはここかしこにあります
特に日頃の緊張が解けたことで
毎日をダラダラと過ごす可能性大!
そんな生活が習慣になってしまうと
2学期開始が地獄と化す……Σ( ̄ロ ̄lll)
そうならないためにも
この夏休みの過ごし方はとても重要ですね
そんなわけで、今回は前回の記事
⇒
夏休みどう過ごす?反抗期ADHDっ子のサポート【パート1】
の続き
【パート2】ということで
先日三女と行った打ち合わせについてお話します
また、最近発覚した【感覚過敏】についても
記事の最後の方でお伝えしたいと思います
三女との打ち合わせ
今回、夏休みに入ってすぐに
三女と打ち合わせをしました
内容は次の4つ
・夏休みの過ごし方
・バレットジャーナルについて
・毎日の共有タイム
・懇談会の内容について
です
堅苦しくすると嫌がる反抗期三女さんww
朝、家事が一段落したところで
ティータイムの時間に「ちょっといいかな」と
三女を誘いました
お茶とお菓子も準備したので
三女は終始ニコニコでしたよww
夏休みの過ごし方
中学入学から今まで
本人からの話や先生から伝え聞いたことから推察するに、
三女は本当によく頑張ったと思います
クラスの嫌な仕事も進んでやったり
トイレの床をピカピカにして先生に褒めてもらったり
クラスのアクシデントにも迅速に対応したり
学習にも意欲的に取り組みました
そこは大いに褒めるところだと思ったので
茶化さず、まじめに、心から褒めました
この数か月で成長を感じたこと
「誰かが嬉しいと自分も嬉しい」
三女がそう思えるようになったことが嬉しい
頑張ってる姿、とてもカッコよかった
率直な気持ちを三女に伝えました
三女はお茶をすすりながら照れ臭そうに
聞いていましたよ(^^♪
そして、この頑張りが2学期も続けられるようにするには
どうしたらいいか、と訊ねてみました
すると……
「夏休みの過ごし方、大事だよね」
なんと三女の方から言ってきました
(まあ、毎日耳にタコができるくらい
私に言われてるんですけどね)
そこで、私からのお願いを伝えました
・昼夜逆転にならないように
・生活は「やる時」「休む時」の緩急つけて
・何事も優先順位をつけてみる
そして、頭の中で1日の流れをずっと覚えておくのは
(定型発達の人だって)難しいという話をしました
「夏休みもバレットジャーナルが良い仕事しそうだね」
三女の言葉に
「その通り!」
と思わず膝を打ちました
バレットジャーナル
このブログでもなんどか触れていますが
バレットジャーナルとは
箇条書きを基本としたノート術で
タスク管理や思考整理に役立ちます
アメリカのデザイナーであるライダー・キャロル氏が
自身の注意欠陥障害を克服するために開発しました
我が家の三女も幼少期からいろいろ試し
中学入学とともにバレットジャーナルを始めました
ただ、ADHDの子は「習慣」になるまでが大変でして……💦
書き忘れ
チェックし忘れ
さらには手帳そのものの存在を忘れる
という感じで、フル活用までの道のりは長い
「習慣」になるまでには周りのサポートも必要です
現在三女はというと――
ようやくその存在を認識できるようになってきており
少しずつですが、自ら記入できるようになりました
夏休み前までは
私がテンプレート(日付や項目)を記入し
本人が内容を書く、という方法を取っていました
打ち合わせで確認したところ
「夏休み中は時間もあるし自分で全部書いてみたい」
ということだったので、全て任せてみることにしました
シンプルに(本来の使い方通り)箇条書きだけでもいいし
大好きなスタンプやシールを貼ってもいい
手帳が今以上に〖自分のもの〗になったらいいな
と思っています
毎日の共有タイム
バレットジャーナルの記入を本人にお任せにしたとて、
そのまま放置というわけにはいきません
お任せしたからこそ、要所要所でのチェックは
必要不可欠です
そこで我が家では
・記入時間を決める
・お昼に中間報告
・夜寝る前に最終報告
の3つを決めました
記入時間は《朝》
朝食を終え、身支度が住んだ時点で記入するそう
(私が放デイの日は朝から出勤なので記入後に写真を送る)
昼食後に手帳を見せる⇒必要あれば再記入
(私が出勤時は写メ)
夜はお風呂の前に手帳を見せる
私が忘れないようにしないと💦
忙しいとついつい、声掛けを忘れてしまう…
思い立ったのですぐ、スマホにアラームセットしました!
懇談会について
三女の中学では夏休みに入ってから懇談会があります
(小学校は夏休み前だった)
1学期の反省や良かったこと、2学期に向けての抱負など
生徒が司会をして進めていく形式だそう
「お家の人からの『ひと言』もあるからね~」
ということなので、こちらの意見も言えそうかな、と
今から脳内でロープレ中ww
というのも、冒頭でもチラッと触れましたが
ADHDやASDの子が(割と高確率で)特性と共に
合わせ持つ、感覚過敏の問題が新たに浮上したからです
新たな困難が発覚
中学入学後、楽しく充実した日々を送った三女ですが
実は問題点も新たに発覚しました
それは――【聴覚過敏】
小学校は人数も少なかったし
騒ぐ子ってそんなに多くなかったので
小学校卒業までは特に苦じゃなかったらしいです
ところが、中学からは別の小学校からのお友達も増え
その中には騒ぐ子も数名いるらしく……
とても気になるんだとか
最初の頃は「うるさい男子がいるんだよね~」
って感じだったので
「確かに男子はそういう年頃だよね~w 女子より幼く感じるよね~」
なんて返してたのですが、ひと月前くらいから三女の腕に
無数のひっかき傷があることに気付き――
それとなく話を聞くうちに、どうやらその子たちの声がうるさすぎて
「苦しい」「つらい」と言い出して……
授業中その苦しさを紛らわせるために
シャーペンの先で腕をギリギリと引っ掻いていたようです
(いわゆる自傷行為)
そんなに苦しかったのか……
気付いてあげられなかったことに猛省💦
以前から騒がしい子の話は聞いていました
何度注意しても聞いてくれない
先生もそのたびに注意を促すが効果なし
三女以外にも「うるさい」と感じている子が多数いる
そんなことを三女はずっと言っていましたね
後手に回ってしまって本当に申し訳ない
話を聞く限り、その子も(おそらくですが)
何らかの特性がありそうな気配
とすれば、相手が変わるのを待つのは意味が無いように思います
本人がどんなに抑えようと思っても、抑えられないのかもしれないから
だったら、やることはひとつ!
自衛をするしかない!
ということで、すぐに主治医に相談しました
主治医によれば
「思春期に入って感受性のアンテナが
敏感になることはよくあること」
だそうです
それまでなんともなかった音に
この時期敏感になることは珍しいことではないのだそう
そして、学校側から必要だと言われれば
診断書を出してくれるとおっしゃっていました
我が家の次女も聴覚過敏があるのですが
こちらは高校生なのでノイキャンのイヤホンで
自衛をしています(学校には申請済み)
さすがに中学生にノイキャンのイヤホンは無理そう
ということで、長女が色々協力をしてくれました
イヤーマフも家にはあるのですが
見た目がめちゃくちゃごっつい!
(ヘリに乗る時の密着式ヘッドホンみたいなヤツ!)
視覚的にもドーンとくるし
三女はメガネをかけているので耳元が邪魔すぎる
何より夏は暑い!蒸れる!
そこで「イヤホン型の耳栓があるよ!」
と長女が調べて教えてくれました
しかも会話はできる
騒音を無音にするのではなく「マイルドにする」らしい
これならつけていても友だちとお話しできるし
授業も受けられる!
クリアーカラーがあるのはありがたい!
懇談会で使用の許可を取ろうと画策しています
そのためにも、三女自身が苦しい胸の内を
先生にお話しできるかを確認しました
「これ以上は堪えられないから、先生には自分からきちんと話すよ」
ということでしたので、私もイヤホンの資料を用意し
医師のお話も伝えやすいようにまとめておこうと思います
(許可が出てから購入予定)
懇談会での様子と聴覚過敏のその後
イヤフォンのレビューなどは後日
またお伝えしたいと思います
まとめ
夏休みが始まるにあたり、三女と打ち合わせた内容と
1学期に発覚した聴覚過敏についてお伝えしました
まずは、1学期の労をねぎらって
頑張ったことを認めてあげたことがよかったかな
と思います
おかげで本来打ち合わせたかったこと以上に
三女はお話してくれましたwww
そして、自主性を重んじつつ
必要なチェックは欠かさないということ!
年齢がある程度いっても
ADHDの子にはサポートが必要です
ついつい、忙しさにかまけて大人も疎かになって
しまいがちですが
スマホのアラームなどを利用しながら
「やり忘れ」を防いでいきたいと思います
聴覚過敏のその後については
またお伝えしますね
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